★狂言×オペラ×リア王 不思議な組み合わせ

H20.11.21(金)名古屋能楽堂でリア王を観劇。

能楽堂とリア王って変な結びつきと思われる方が多いかと思います。

狂言師オペラ歌手コラボなのです。

lear_omote_web.jpg


能・狂言は何度か観劇していますが、オペラは会場まで足を運んだことはありません。

これを知ったのは今年春、どなたかのブログで。

狂言×シェイクスピア悲劇「ハムレット」×オペラが上演されたという記事。

調べてみましたら、早稲田大学国際教養学術院教授の関根勝さん(観世流能楽師としての修行経験を持つ)が取り組まれている活動で、

東西文化融合のプロジェクト「Theatre Project Si」の第一作として狂言師とオペラ歌手によるシェイクスピア「ハムレット」が上演された。。

ハムレット役は大蔵流狂言師の善竹忠亮さん、オフィーリア役は二期会の土田聡子さん、脇役は大蔵流狂言師とローマKYOGEN一座の役者(イタリア人)。

そして音楽はアイルランドの楽器「バイロン」とアフリカの楽器「ジャンベ」を使用。

そして、今年の11月には第二作としてリア王の公演が決定されているという内容。

★「Theatre Project Si」のHP

http://project-si.art.coocan.jp/


チケットを購入し観劇した次第です。

能・狂言というある意味完成されたものに、異文化のオペラとのコラボがどう交わっていくかちょっと疑問?も。

また、歌舞伎と違ってまだ能・狂言の方が自由に発展できるのかな?という思いもありました。

実際に観劇すると不安もどこかに、ここまで融合できてしまうことに感動しました。

何か新しいもの(当然)なのですが、心地良さがありました。

芸術に対してちょっと古い体質の名古屋(歌舞伎や能はチケットが売れます)で、オペラってか?

しかし客席はほぼ満員。(チケットは売り切れのようでした)

誰もが満足げの表情でした。

Theatre Project Si の第3弾公演は「オセロ」で、2009年6月に国立・名古屋・大阪の各能楽堂で公演が決まっているようです。

2009年4月3日チケット発売予定となってます。


今回のリア王の配役等は以下の通り

翻案・演出          関根 勝
======================
大殿(リア王)        善竹 忠重
越前守(グロスター公)    井上 菊次郎
時宗(エドガー)       井上 靖浩
時忠(エドマンド)      佐藤 融
筑前守/茂山忠義(ケント公) 善竹 忠亮
道化             小山 陽二郎
祐姫(ゴネリル)       岡村 和彦(大阪・京都公演)
               前川 吉也(東京・名古屋公演)
沙夜姫(リーガン)      牟田 素之
鮎姫(コーディリア)     土田 聡子
福山正則           稲垣 直

大鼓             大倉 正之助
ジャンベ           オザザ



狂言は、大蔵流(善竹 忠重)×名古屋・和泉流(井上 菊次郎)の2大流派の共演。

オペラ界からは藤原歌劇団のテノール・小山 陽二郎。

そして、二期会のコロラトゥーラソプラノ・土田 聡子が出演。

2人の歌声に聴きほれちゃいました。

私も初めて聞く楽器、ジャンベとは、

西アフリカの伝統打楽器で、木をくりぬいた胴に山羊の皮を張ったシンプルな片面太鼓です。



次回の「オセロ」見に行く予定です。
posted by shizuka | Comment(2) | TrackBack(0) | 芸能・観劇等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、いつも見させていただいてます。
プロジェクトのHP見ましたが、面白そうですね。
国立能楽堂は昔ランチを食べにいってました。(笑)
オセロの観劇に行ってみたくなりました。
名古屋か国立どちらかで。

私の方はほとんど停滞状態ですが、更新がんばっておられ、感服いたします。
またお邪魔します。
Posted by ktaicat at 2008年11月28日 10:55
ktaicatさん
いつもご訪問ありがとうございます。

更新も結構エネルギー使いますね。
おかげで新聞は隅から隅まで目を通すようになりました。(^O^)
ではまた($・・)/~~~
Posted by shizuka at 2008年11月28日 11:04
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